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キタダケソウの仲間 [キンポウゲ科]


303-14 キンポウゲ科 キタダケソウ属

キタダケソウ屬はアジアからヨーロッパにかけて生育。高さは10~30cm位で、白い花を数輪付ける多年草。日本では北岳特産のキタダケソウと、ヒダカソウ、キリギシソウの3種が確認されているが、全て局所的な分布で絶滅が危惧されている。



  1.コリアンドリフォリウム・キタダケソウ ~ Callianthemum coriandrifolium ~

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苦灰岩質の砂礫地に列状に這う 草丈が5~6cm


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花冠は純白 キタダケソウに比べて花弁の幅が広い


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小葉は3深裂している 花冠の大きさが目立つ


撮 影:  ドロミテアルプス・ラガツォイ 2016.7. 5.   

Memo:  根生葉には柄があり、小葉は3深裂し、裂片は更に2~3裂している。花は純白で、茎の先に1個つく。花弁は5個で、先が浅く凹んでいる。

日本のキタダケソウ(Callianthemum insigne var. hondoense )は北岳の高山帯の礫まじりの草地に生育。花弁は6~8個で本種より細長い。朝鮮北部の冠帽峰に生育するウメザキサバノオの変種とされている。



  2.ヒダカソウ ~ C. miyabeanum ~

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栽培園の植栽


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撮 影:  アルプの里 2015. 6.18.   

Memo:   北海道のアポイ岳、糠平川上流付近に特産する。キタダケソウに似ているが、葉が開く前に開花する点が異なる。



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キンポウゲ(金鳳花) [キンポウゲ科]


303-13 キンポウゲ科 キンポウゲ属



  1.キンポウゲ ~ Ranunculus japonicus ~

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キンポウゲ(金鳳花)


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1回3出複葉で掌状に3~5裂。小葉の切れこみは浅く、鳥の足のような葉。


撮 影: 北欧の旅の途中で 2012.7.1 

Memo:  別名ウマノアシガタ(馬の足形)。日当たりの良い山野に生育。草丈は30~60cm位で、茎と葉の裏には白い毛がある。根生葉には長い柄があって、やや深く掌状に3~5裂し、茎葉にはほとんど柄がなく、線状の3裂片がつく



  2.ミヤマキンポウゲ ~ R. acris var. nipponicus

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雪田周辺や雪崩の多い草地などに群生する


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花は黄色い5弁花で、表面には艶がある


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葉は深く3裂、それぞれが更に細かく裂けている。

撮 影: 1・3枚目:木曽駒ヶ岳 2011.7.30.   2枚目:白山 2012.10.6

Memo: 海道から中部地方以北の亜高山帯~高山帯の湿った場所に生育。高さは10~50cm位になる。葉は大きく3つに裂け、それぞれがさらに細かく裂けている。7~8月の頃、黄色で丸みを帯びた、光沢のある花弁(普通は5枚)をつける。雪解けの後に、雪渓周辺に大群落をつくる。

牛や馬などの家畜が食べると中毒を起こすというが、ニホンジカは好物らしい。南アルプスでは、ミヤマキンポウゲやシナノキンバイなどの高山植物が食害で、お花畑が消滅する事態になっているという。



  3.キンポウゲ属 ~ R. aconitifolius

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撮 影: 1~3枚目:ドロミテアルプス・カレッツア湖畔 2016.7. 5. 

     4枚目  :チロルアルプス・ホッホゼルデン高原  2016. 7. 2

Memo: 草丈20~70cm位で、3~7裂した掌状の葉を互生する。茎の上部で分岐して、白い5弁からなる花を付ける。



  4.キンポウゲ属 ~ R. glacialis

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撮 影: チロルアルプス・ゼーフェルダーヨッホ  2016.7. 1. 

Memo: ヨーロッパの山地や高山の雪田などの湿った砂礫地に生育する。高さは10~15位。根出葉は多肉質で光沢があり、3深裂して短い葉柄がある。茎の上部の葉は線形で無柄。白色杯形の5弁花を茎頂に付ける。開花後、時間が経つと花弁が桃色~濃紅茶色に変化する。北岳に生える「キタダケソウ」に似ている。



  5.キンポウゲ属 sp.

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チンクエトーリの岩場斜面にある大群落


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草原に金色の花冠が目立つ


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日本の “キンポウゲ” 似た花・葉


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広倒卵形で光沢のある花弁

撮 影: チロルドロミテアルプス  2016.7. 1. ~ 7.7.

Memo: 花や葉・茎の大きさ、形などから・・・ Ranunculus acris(日本のキンポウゲ、ミヤマキンポウゲの基本種)R. montanus に似ている。



  6.バイカモ ~ Ranunculus nipponicus var. submersus ~

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バイカモ(梅花藻)


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梅の花に似た5弁花 ~ 別名:ウメバチモ ~


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撮 影: 筑波実験植物園  2015. 5. 14.

Memo: 日本固有種。冷涼で水量が安定している清流中に生育。初夏から初秋にかけて、水中でウメの花に似た白い花をつける。葉は濃緑色で分裂し流れに沿って1m位に伸びる。



 



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キンバイソウ(金梅草) [キンポウゲ科]


303-12 キンポウゲ科 キンバイソウ属

  1.キンバイソウ  ~ Trollius hondoensis ~

11-1キンバイソウ.jpgキンバイソウ(金梅草)
茎は節ごとに2分岐して直立。茎上部の茎葉は無柄の掌状形。


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花弁状に見えるのは萼片梅のような花で黄色~金梅~ご名前の由来だろう。


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萼片よりも濃い橙色で、雄しべより細長い花弁が特徴。


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花・・・・・UP(濃い橙色が花弁)

撮 影: 霧ヶ峰高原 2011. 7.29. 

Memo:  中部地方と近畿地方の山地~亜高山帯の林縁や草地に生育する大型の多年草。花期:7~8月。草丈は40~100cmで、茎は節ごとに2分岐して直立する。根生葉と下部の茎葉には長い柄があるが、上部の茎葉は葉柄。葉は3全裂し、更に3裂し、裂片には不揃いの鋸歯がある。花は直径3~4cmで、橙黄色で花弁状の萼片が5個つく。花弁は長さ1~1.2cmの線形で濃い橙色、雄しべよりかなり長い。



  2.チシマノキンバイソウ  ~ T. riederianus ~

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チシマノキンバイソウ  ~千島金梅草~


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蕾と花


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萼片(花弁状に見える)は普通5枚


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花弁(細長く雄しべのように見える、濃い橙色)は雄しべと同じ長さ

撮 影: 大雪山黒岳 2012. 7.26. 

Memo:  北海道中央高地の高山帯の主に草地に生育する、高さ20~80cm位の多年草。花期:7~8月。根生葉には長い柄があり、3全裂して更に貴部近くまで深裂する(5出掌状複葉に見える)。裂片には鋭い鋸歯がある。上部のものほど葉柄は短くなる。橙黄色で花弁のように見えるのは萼片。花弁は長さ1~1.3cmの線形で、雄しべとほぼ同長で、濃い橙色。別名キタキンバイソウ。



  3.シナノキンバイ  ~ T. riederianus var. japonicus ~

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シナノキンバイ(信濃金梅)


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花弁状の萼片は5~7枚


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花弁状に見えるのが萼片 濃い橙色が花弁 黄色は雄しべと雌しべ


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花弁(雄しべに混じって見える濃い橙色)は雄しべより短い


撮 影: 木曽駒ヶ岳 2011. 7.30. 

Memo:  北海道と本州中部地方以北の亜高山帯~高山帯の草原に生育する多年草。チシマノキンバイソウの変種で、別名エゾノキンビソウ(蝦夷の金梅草)という。花期:7~8月。高さは20~70cm。花弁状に見える萼片は5~7個。花弁は濃い橙黄色で雄しべより短い。



☆☆☆☆☆ 比較 キンバイソウ ~ チシマノキンバイソウ ~ シナノキンバイソ ☆☆☆☆☆

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左からキンバイソウ、チシマノキンバイソウ、シナノキンバイ

花弁(濃い橙色で細長い形)が雄しべより 長い ~ 同じ ~ 短い という違いがある。



  4.セイヨウキンバイソウ  ~ Trollius europaeus ~

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ホーエムートの斜面を飾るセイヨウキンバイソウ(西洋金梅草)の群落


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花はこれ以上開かない ~グローブフラワーとも呼ばれる~


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黄色の大きな花は遠くからもよく目立つ


撮 影: 1・3枚目:ドロミテアルプス・トレチーメ  2016. 7. 3. 

              2枚目    :チロルアルプス・ホーエムート 2016. 7. 6.

Memo:  ヨーロッパの北部から中南部の高山の湿潤な草原や低木地帯に生育。 高さは45~60cm。花期:6~7月。根生葉は長い柄があり、上に行くほど短くなる。掌状に裂け、2~3出複葉(のように見える)。黄色い花をつけるが、花は球状のまま全開しない。花弁状の萼片は10~15枚重なり合う。



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イチゲイチヤクソウ(一花一薬草) [イチヤクソウ科]


 241-12 イチヤクソウ科 イチゲイチヤクソウ属



 

  1.イチゲイチヤクソウ ~Moneses uniflora

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イチゲイチヤクソウ(一花一薬草)


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花弁は5枚


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撮 影  : ドロミテアルプス・カレッツア湖畔 2016.  7. 5
                        
Memo: 北海道の亜高山帯針葉樹林の林床にまれに生える常緑多年草。北半球の高山・寒地には普通に生育するという。花期は7~8月。葉は根元にだけ付き、長さ0.5~1cmの葉柄がある。高さ5~10cm位の花茎の先端に1個の白い花を下向きに付ける。 絶滅危惧ⅠA類(CR)で、レッドデータリストに指定されている。




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ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草) [イチヤクソウ科]


241-11 イチヤクソウ科 イチヤクソウ属



  1.ベニバナイチヤクソウ ~ Pyrola asarifolia subsp. incarnata

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低木林の林縁に咲く ベニバナイチヤクソウ(紅花一薬草)


11-2ベニバナイチヤクソウ.jpg11-3ベニバナイチヤクソウ.jpg

15cm位の花茎の先に下向きの桃色の花を付ける 花冠は5深裂 


撮 影  : 四阿山 2015. 6.24
                        
Memo: 北海道、本州中部地方以北の山地帯~高山帯下部の草地や低木林の林縁などに生育する半寄生の多年草。花期は6~8月上旬。葉につやがある。葉の間から長さ15~25cm位の赤みを帯びた花茎を伸ばし総状花序をつける。花茎には広披針形の鱗片葉がある。花は桃色から濃桃色で8~15個位下向きに付ける。花冠は5深裂して広鐘形、萼片は5個離生し、長さは幅の2倍程度。 



  2.コバノイチヤクソウ ~ P. alpina

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コバノイチヤクソウ(小葉の一薬草)


12-2コバノイチヤクソウ.jpg赤みを帯びた花


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撮 影  : 1枚目:奥白根山  2013. 7. 6.   2~3枚目:御岳山 2011. 7.22.
                        
Memo: 海道、本州の中部地方以北の亜高山~高山帯下部の林床や林縁に生育する半寄生の多年草。葉につやがない。花期は7~8月。葉の間から高さ10~15cm位の茎を伸ばして総状花序をつける。花茎の先に3~7個の白色(赤色を帯びることもある)の花を下向きに付ける。花冠は広鐘形で先が5深裂する。萼片は5個で、先が尖った3角形になる。



  3.マルバノイチヤクソウ ~ P.  nephrophylla 

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 マルバノイチヤクソウ(丸葉の一薬草)


13-2マルバイチヤクソウ.jpg13-3マルバイチヤクソウ.jpg

葉はやや革質の偏円形 花は赤みがかった白色


撮 影  : 池の平湿原  2016. 7. 20.
                        
Memo: 北海道、本州、四国、九州の山地帯~亜高山帯の林床や林縁に生育。花は革質で偏円形。花期は6~7月。葉の間から高さ15~20cm位の花茎を伸ばして総状花序をつける。花茎の先の方に白色でやや赤みをおびる花を下向きに5~10個位つける。花茎には鱗片葉が2~3個ある。花冠は広鐘形で先が5深裂する。萼片は5個で、3角状卵形で先はとがる。


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ガンコウラン(岩高蘭) [ガンコウラン科]


239-11 ガンコウラン科 ガンコウラン属

ガンコウラン科は北半球寒帯や高山、南米のアンデス山脈等に分布する常緑小低木。日本では "ガンコウラン”種のみが、本州の高山と北海道に自生している。



 

  1.ガンコウラン ~ Empetrum nigrum var. japonicum

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マット状に広がる ガンコウラン(岩高蘭)


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球形で黒い果実


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上画像を部分拡大


撮 影 : 1枚目:仙台市野草園 2013. 7.13.  2~3枚目:白山 2012.10. 6
Memo: 北海道と中部地方以北の亜高山帯~高山帯のハイマツ林の縁、砂礫地、岩隙などに生育する。茎は地を這って広がる。 花期は5~6月と、高山に咲くでも花の中でも開花時期が早い。果実は黒い球形で食べられる。


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エリカ・カルネア [ツツジ科]


237-41 ツツジ科 エリカ属 

 

  1.エリカ・カルネア ~ Erica carnea 

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トレチーメの苦灰岩大地の岩場に広がる  Erica carnea の群落 


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濃いピンク色の花冠


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撮 影 : ドロミテアルプス  2016. 7. 6.   
                        
Memo: エリカ属の常緑小低木。ヨーロッパの中部から南部、北アフリカの山地や高山の砂礫地や荒れ地に生育。高さは10~25cmで、針状の葉が4個が輪生する。早春から夏にかけて総状花序に花をつけ、円筒状で5~6mmで、濃い紅色(まれに白色)の花冠を付ける。


  2.ドワーフ・ヒース

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撮 影 : ニュージーランド・マウントクックの麓で  2015.11. 7.
                        
Memo:THE HERMITAGE HOTELからアオラキ・マウントクック国立公園のハイキングに出かけた。その途中で出会った花。エリカ属の仲間ということはわかったが、詳しい情報があまりない。


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コケモモ(苔桃) [ツツジ科]


 

237-31 ツツジ科 スノキ属 

常緑または落葉の低木。葉は互生する。花冠はつぼ形または鐘形で、先端が浅く4-5裂、または基部まで深く裂け、裂片が著しく反り返るものもある。果実は甘酸っぱく熟す。クランベリーやブルーベリー、コケモモ、ビルベリーなどの果樹を多く含む。



 

   1.コケモモ Vaccinium vitis-idaea var. minus

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コケモモ~苔桃~


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花冠は鐘形 淡い紅色を帯びた白色 先端が4裂する


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液果は球形 赤く熟す


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葉は全縁 新緑色 光沢がある


撮 影 : 1枚目:奥白根山 2013. 7. 6.    2枚目:五色ヶ原  2014. 7.30
     
             3枚目:早池峰山  2012. 8.11         4枚目:チロルアルプス 2016. 7. 2
Memo: 北海道、中部地方以北、四国の亜高山帯上部~高山帯の林縁や草地、岩礫地に生育する常緑小低木。地下茎は地中を這い、よく分岐する。葉の縁は全縁で表面は光沢がある。花は赤みを帯びた白色で下向きにつく。花冠は鐘形で、先端が浅く4裂する。果実は甘酸っぱく、生食したり、ジャムや果実酒にする。


  2.クロマメノキ V. uliginosum

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クロマメノキ(黒豆の木)


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花は白色~淡紅色 花柄も赤みを帯びる 


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花冠は筒状つぼ形 先端が浅く5裂する


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12-5クロマメノキ御嶽1.jpg 12-5クロマメノキ御嶽2.jpg

花冠は筒状つぼ形 先端が浅く5裂する


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黒く熟した果実 ブルーベリーの仲間でアサマブドウとも呼ばれる


撮 影 : 1~2枚目:四阿山 2014. 6.24.    3~4枚目: 奥白根山  2013. 7. 6
     
             3~4枚目:御岳山  2011. 7.22.       5枚目   : 湯野丸山・烏帽子岳 2015.10. 1.
Memo: 北海道、中部地方以北の亜高山帯~高山帯の砂礫地・岩礫地の草原や高層湿原、低木林の縁に群落をつくる落葉小低木。葉は全縁で、両面は無毛。表面はやや青みを帯びた緑色だが、裏面はやや白みを帯びて網目模様の葉脈が目だつ。花は白色または淡い紅色で下向きにつく。花冠は筒状のつぼ形。液果は球形~楕円形で、熟すと藍黒色となる。甘酸っぱく、生食の他ジャムや果実酒になる(長野県ではアサマブドウとして食用にされる)。


  3.クロウスゴ V. ovalifolium


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クロウスゴ (黒臼子) 黒紫色の果実 葉は全縁

撮 影 : 早池峰山 2012. 8. 11.    
     
Memo: 北海道、中部地方以北の亜高山帯~高山帯の針葉樹林の中や縁に生育する落葉低木。若い枝には著しい稜があり緑色。枝先が赤みを帯びこともある。花は緑白色(赤みを帯びることもある)。花冠はつぼ形で先端が浅く5裂する。液果は熟すと黒紫色となり、白粉をかぶる。


  4.マルバウスゴ V. ovalifolium var.shikokianum


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マルバウスゴ(丸葉臼子)


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花冠は扁平なつぼ形 葉縁に細かい鋸歯


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  花冠の先端は浅く5裂する   果実の先の凹型のへこみが餅つきの臼に見える


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撮 影 : 1、3枚目:五色ヶ原 2014. 7. 30.  2枚目: 月山 2011. 7.17 

             4、5枚目:大日岳  2013. 9.21.
 
Memo: 中部地方以北の日本海側のハイマツ林やその林縁に生育する落葉低木。葉の縁には細かい鋸歯があり、脈は裏面に隆起する。花の色は緑白色で、花冠は扁平なつぼ形。果実は熟すと黒紫色となる。


  5.オオバスノキ V.  smallii  

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オオバスノキ (大葉酢の木)


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つぼ形の花冠の先端は浅く5裂 反り返る


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花冠の色は黄緑色で筋状に赤みを帯びる

撮 影 : 1~2枚目:月山 2014. 7.  5.  3枚目:月山 20 11. 7.17

Memo: 北海道、中部地方以北の亜高山帯~高山帯低木林やハイマツ林の林縁に生育する落葉低木。前年の枝先から総状花序を伸ばし、黄緑色で筋状に赤みを帯びた花を1~4個付ける。花冠は鐘形で、先端は浅く5裂し先は反曲する。果実は熟すと黒紫色となる。





 

  6.ウスノキ V.  hirtum   

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ウスノキ(臼の木)


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5稜ある卵状球形の果実


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液果は赤くに熟し、やや5角に角ばる


撮 影 : 1、2枚目:御岳山 2011. 7. 22.  3枚目: 山形市野草園 2013. 7.13. 

Memo: 北海道、本州、四国、九州の北部の山地の日当たりの良い岩場に生育。若い枝は緑色になり稜がある。花は前年の枝先から1-2個下向きにつける。花は黄緑色で赤みを帯びた鐘形する。液果はあかく熟す。萼筒は広い鐘形で、5稜がある。先端は広がって5裂し裂片は広3角形となる。

 


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ツルコケモモ(蔓苔桃) [ツツジ科]


 

237-30 ツツジ科 ツルコケモモ属 



 

   1.ツルコケモモ ~ Oxycoccus quadripetalus ~

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ツルコケモモ ~蔓苔桃~ 

葉は革質で互生し、裏面は粉白色。茎はミズゴケの中を分岐しながら這って広がる。


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花冠は4全裂 先端が反り返る


撮 影 : 奥日光湯ノ湖 2013. 7. 7.   
                        
Memo: 北海道、中部地方以北の亜高山帯~高山帯に生育する常緑小低木。高層湿原のミズゴケの中を分岐しながら這う。花は紅紫色で、葉腋の下に下向きに咲く。花冠は4つに前裂し、先端は反り返る。液果は直径1cmほどの球形で赤色に熟し、クランベリーとして食用にされる。




 

   2.シロバナツルコケモモ O. quadripetalus f. oblongicarpus

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シロバナツルコケモモ(白花蔓苔桃)

撮 影 : 山形市野草園 2013. 7.13.   
                        
Memo: 北海道、中部地方以北の亜高山帯~高山帯に生育する常緑小低木。高層湿原のミズゴケの中を分岐しながら這う。ツルコケモモの白花品種。液果は赤く熟し、食用にされる。


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シラタマノキ(白玉の木) [ツツジ科]


237-29 ツツジ科 シラタマノキ属 



   1.シラタマノキ Gaultheria pyroloides var. miqueliana

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シラタマノキ(白玉の木)


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卵~球形のつぼ形の ~ 花 ~


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 果実 ・・・潰すとサロメチールの臭いがする・・・


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果実

撮 影 : 1 枚目  :御岳山 2011. 7.22.        2枚目:大雪山旭岳 2012. 7. 24.
             3~4枚目:大日岳 2013. 9.21、22.  
            
Memo:北海道、大山及び本州中部以北の亜高山帯~高山帯の草地や林縁に生育する落葉小低木。枝上部の葉腋に白い花を1~6個付ける。花冠は卵~球形のつぼ形で、先端は浅く5裂し反り返る。花後、萼が肥大して果実を覆って白い玉状になる。果実の赤いアカモノ(イワハゼ)に対して、白い果実をつけることから別名シロモノと呼ばれる。


  2.イワハゼ ~ G. ovatifolia ssp. adenothrix

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イワハゼ(岩黄櫨)


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花柄の萼は濃い紅色で、長い開出毛がある


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花冠の先は外にカールする


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赤い果実

撮 影 : 1枚目:山形市野草園 2013. 7.13.        2,5枚目:月山 2014. 7. 5.
             3枚目:五色ヶ原   2014. 7.29.        4枚目   :月山 2011. 7.17. 
            
Memo:北海道、本州、四国の山地帯~高山帯下部の林縁に生育する落葉小低木。若い枝には赤褐色の長い開出毛がある。花は白〜淡い桃色で鐘形、浅く5裂する。果実は赤く熟す。赤く熟すので“アカモノ”ともいい、実は食べられる。



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